初めての農地の更新手続きの時にふと思うこと

      2017/04/07

初めての農地更新

(左が筆者の農地、右が隣の農地)

長野に新規就農して、初めての農地の更新を行いました。

念願だった家の隣の畑を借りることができ、ようやくこれで最初にやりたかったことに手を付けられるようになりました。

わざわざ地主さんが東京から来てくださり、現利用者の方も交えて話し合いを行ったのですが、地域や周囲からは「あいつは真面目に畑もやっていないのに、これ以上は貸せない」という目で見られていたようです。

その際に言われたことは、「農業は遊びじゃない。儲からない。だから……もっと頑張らないと駄目だ」という話でした。




遊びじゃない農業の行末

私から言わせてもらえば、この発想が変えられない所が、農業が儲からずに廃れていく原因なのでしょう。最終的にはとにかく頑張れという根性論になってしまうのです。

実際に私が関わっている所で、機械化はどんどん進められています。今年からはロボット農場の試験圃場にも関わらせて頂く事になり、単純な生産のための労働は今後、次々に機械になっていくでしょう。

そんな中で、機械じゃない農業は何かと言われたら『遊び』しかないというのが私の考えです。今後は遊びの農業が間違いなく人気になっていくはずです。

この価値観を、私は年上の農業関係者にどうやって伝えればいいのか、正直分かりません。……やってみせるしかない、というのが今の気持ちです。

参考までに、この辺りの記事をご覧ください。

なぜ地方では新しい事業がつぶされるのか http://toyokeizai.net/articles/-/82553

地方は「真面目な人々」によってつぶされる http://toyokeizai.net/articles/-/77656

「ブラック農家」や古い経営者が地方を滅ぼす http://toyokeizai.net/articles/-/151881




今後の方針

かなり今回、釘を刺されてしまいましたが、なんとかそれでも地主さんの理解は得られて、農地を借りることができました。なので後は、ここを使って理想を具現化するだけです。

この一ヶ月でASEAN諸国を周り、世界の発展と東南アジアでの新しい農業の可能性も見えてきました。海外進出の下地もできてきたので、後は資金だけです。

「君の言っていることは理想論ばかりだ」と言われた方々を見返せるように、今年は頑張って耕作したいと思います。協力してくださる方、農業を学んでみたい方、作って欲しいものがある方は、記事にコメントの書き込みをよろしくお願いします。

ブログももう少し更新するつもりですので、興味ある方はこれからもご覧頂ければ幸いです。

未来農業media/スミタヒロキ

 - お知らせ, 新規就農 , , ,