十和田石の科学的な評価

      2017/04/09




十和田石の新規開発

十和田石の大館加工工場に導入した、当社の最新秘密機器、これによって、十和田石の数百ナノメートルスケールでの微細粉加工が可能になったので、色々なモノに付着させて「遊んで」います。

大豆の種子をでん六豆みたいにしちゃったり、粉剤をどれだけ塗布できるか限界チャレンジをしたり、結構楽しいですね。幼稚園時代の泥粘土遊びの気分です。

さて、十和田石について、最近、これはナニナニ農法ですか?と聞かれます。誤解の無いよう、TGAでは、如何なるナニナニ農法も技術サポートしていません。十和田石は、十和田海底火山が爆発して堆積した火山灰が、熱変性を受けて、主にマグネシウムと鉄が緑色に変色した緑色凝灰岩です。これ以上でもこれ以下でもありません。

この緑色凝灰岩は、我が国では、秋田県大館市と静岡県の伊豆地方で採掘されていましたが、伊豆地方は、集中豪雨の影響で、今は採掘が停止されています。
両方の地域から産出された緑色凝灰岩は、古くより、外壁や床石に使われており、その残渣である石粒は、主に東北地方では、土壌改良や比内地鶏の敷料に使用されていました。



十和田石の肥料での活用

現在でも、農家の方が使っているメーカー品の肥料には、造粒剤として添加されている場合があり、もし、肥料中に緑色の石粒を発見したら、それは、ほぼ間違いなく、私達の十和田石です。
ということですので、当然に仕様もきちんと取決めてあり、また、成分分析やそれ以外のデータも揃っています。

最近は、この十和田石と砕石場に生息する微生物の分析と解析が進んだ結果、海外での生物農薬開発目的で、試験的に輸出され、海外で科学的な評価が行われています。

尚、十和田石を土壌やその他の農業用途に使用しても、収量が倍になるとか、とてつもなく甘くなるとか、そういうナニナニ農法的な伝説も神話も有りません。各メーカーでの評価結果にもあるのですが、せいぜい5%~10%程度、肥料効果を安定させたり、又は、栄養価の向上を期待することが出来ますが、神秘的な効果はゼロです。
とはいえ、それなりの相手先からの原料評価は取得しているので、十和田石を農業用途で用いるに、農家さんにとっての利点は大きいと思っています。

という資材ですので、特段に代理店も設けていませんし、今の取引の多くは、原料出荷であり、また、大手外食チェーン(日本サブウェイ様)向けの契約農家様への供給であり、更には、海外での農薬開発での重要な助剤としてのR&Dです。

十和田石活用研究会

先日、十和田石のユーザー様から、この石の活用研究会を立ち上げて頂きましたので、このメンバー様には、優先的に、十和田石の直接供給を行っています。どうしても運賃が嵩むのが欠点ですが、何時かロット出荷が出来れば良いなと思っています。

また、研究会のメンバー様には、当社とクライアント様の知見に抵触しない限りに於いて、原則、全ての科学的データを開示していますし、最新の開発状況もアップデートしています。

今後とも、十和田石を宜しくお願い申し上げます。

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