世界の土壌改良資材市場の変化

      2017/04/09




世界の土壌改良資材市場

昨日、世界の土壌改良資材市場が、2017年には、約3兆円規模になり、これは、ほぼ全世界の農薬市場と同じ規模であるというAgronewsの記事をアップしました。

その主たるプレイヤーは、世界の大手農薬関連企業ですが、何故、土壌改良市場が、それだけ魅力的かというと、その背景には、ひとつは、EUによる、化学農薬の大幅な規制、また、その一方で、生物農薬(特に微生物の代謝物)への安全性の懸念、遺伝子組み換え技術のコスト的な課題等が考えられます。

我が国では、土壌改良資材に関しては、世界的にも非常に他種多様な開発が進んでいます。しかし、欠点は、それらが、大きなひとつの方向性を共有しているというよりも、どちらかと言うと、自家製のコダワリ系、つまり、ある一定条件では作用するけれども、世界で使えるユビキタスなものなのか?です。

これから、土壌改良資材市場が世界的に拡大するなかで、確かに、我が国の土壌改良技術もビジネスチャンスであると思います。その重要なエレメントは、どこをターゲットとして開発するかということです。

例えば、全く農薬を用いなかった場合、作物の収量は期待値の50%以下だったものが、農薬を用いた結果、70%まで高まった、、では、需要家の期待値は、土壌改良を行うことによって、それを80%以上にまで高めたい、私達の市場調査の結果、そのようなデータを得ています。

その為にはどうしたら良いか、闇雲に農薬を否定するだけでは、農薬の効果の分が減衰しますので、80%以上の到達は困難です。

つまり、今まである技術と新しい技術を組み合わせることによって、相乗効果を生む為にはどうしたら良いか、この辺りの研究開発が、極めて重要であると思うのです。

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