楽天が新たにテレファームと始める「Ragri」について考えてみる

   

楽天が新たにテレファームと始める「Ragri」について考えてみる

最近やたらとFacebook広告で出てくるのが、こちらの「Ragri」です。

【Ragri】https://agriculture.rakuten.co.jp/

かなりの広告費を掛けているようなので気になっていたら、先日こんなニュースが出てきました。

後継者不在農家の承継支援「農家ブリッジプロジェクト」の取り組み開始

http://www.sankeibiz.jp/business/news/170515/prl1705151602101-n1.htm

こちらを見てみると、以前からスマホゲームと実際の農業をリンクさせる取り組みとして【テレファーム】がこういったシステムを作っていたのは知っていましたが、それをまさか楽天とコラボして行うようになるとは思いませんでした。




Ragriの理念

トップページを見てみると、こんな言葉が書いてありました。

天候などに左右され
不安定になりがちな農業者の所得。
農業の担い手不足による耕作放棄地の激増。
過疎と呼ばれる農村で暮らし、
農業を支える高齢者たちの不安に満ちた10年後…。

これらは、どうにもできないことなのでしょうか?
いいえ違う、とラグリは唱えます。

農業者、彼らが住む地域、
そして彼らの育てた作物を食べる消費者、
それぞれが笑顔になれるような、そんな仕組みがあると信じます。

考えた末の結論は、「農業を変革し、活性化すれば、すべてが解決する」ということでした。

ラグリは、農作物を売ることはしません。
農作物の栽培過程を売るのです。

農作業をサービス業として考え、
その働きに対価を支払うCSA(地域支援型農業)の仕組みを用いることで、
消費者・農業者・地域それぞれが共に支え合い
お互いにメリットが得られる農業形態が実現できます。

(Ragriより)

どうやら、CSAシステムを軸として、サービスを売る……というのがこのアプリのコンセプトのようです。

栽培と料金システム

気になる料金ですが、初回は種・苗代と栽培料、その後は栽培料のみで1,000円〜2,000円。送料は栽培料に込みだということです。おそらく、楽天の流通システムを利用しているのでしょう。

取り扱い野菜は、無農薬や減農薬野菜のみ。契約農家も募集しており、研修生もOKのようです。

契約農家のメリット

収穫物を売るという従来のやり方は不安定ではないですか?

あなたの経験と思いには、お客様が「あなたの作る野菜が食べたい!」と、前払いをするほどの価値があります。

たくさんのお客様との出会いを通じ、安定した月額の高収入を手にいれましょう。

契約農家募集のページには、このように記載してあります。

  1. 月額の安定収入
  2. インターネット上での集客
  3. 作物の種類や値段を自由に設定
  4. こだわりをアピールできる

という部分がメリットとして挙げられています。もし希望する際には、応募フォームから要項を記入して送信すると、後日面談という流れになるようです。




まとめと所感

ザッと見た限りでは、これまでに農業の課題として挙げられていたような部分が、楽天という大手資本が入ることによって解消されているようです。また、ゲーミフィケーションを取り入れることによって、ユーザーも楽しみながら食材を手に入れられる……ということが売りなのだと思われます。

これらの部分を考えると、特に問題は無さそうな気もしますが、一点だけ気になる部分があるとすれば、それは『ゲーム』の部分でしょうか。既に農業系のゲームは様々な物がありますが、ゲームに特化したものでなければ、あまり面白くないのではないかというのが私の所感です。

女子向け農業スマホゲームを遊んでみる #未来農業media

ゲームを取り入れたことによって、一見楽しく作物が手に入れられるようにも思えますが、逆に言うと「ゲームをやらなければならない」という面倒臭さがあります。(どうやら、放置でも作物は手に入るようですが……)

インターネットで中抜きが行われたシステムに対して、ゲームという逆に一手間加えてしまったことがどう転ぶのか気になる所ですね。また、契約農家の表示が無くなってしまったようですが、某有名な自然栽培のテロリストのような女性農家さんがラインナップに加わっていたことが気がかりです。

……なので、私も契約農家に応募してみようかどうか、迷い中です……。

 

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