高度化していくドローン農業と作物データ処理

      2017/04/09

空撮データを実用化!米スタートアップ「Precision Hawk」が農業にイノベーションをもたらす

相変わらず、ドローンの話題である。

先日もお伝えした通り、農業向けドローンの進化速度がすごい。本日はそんなニュースの続報をお届けする。



ドローンの農業活用

現状、日本と諸外国でのドローン活用の差は前回の通り、作業の効率化を目指す日本に対して、生育管理や観測をメインにしている諸外国、という構図がある。これは利益UPが望めない日本では、「より楽な作業へ」というベクトルに対して、既に広大な農地でインフラを担っている海外では「より低コストで安定した生産を」という方向性の違いがあることは既に述べた通りである。そこで今回は海外の方向性をもっと深く具体的に掘り下げてみたい。

上記リンク先を参照して頂くと、そのドローンの性能が分かりやすく述べられている。よくぞここまで調べたものだ。このドローンのメディアに関しても称賛を送りたい。その中身によると、

  • 視覚センサー
  • 多重スペクトルセンサー
  • 赤外線センサー
  • ライダーセンサー
  • ハイパースペクトルセンサー

という、非常に複雑なセンサー群が装備されているらしい。

それぞれに搭載されている性能が記述されているが、さすがの筆者もギリギリでなんとなくイメージができるか……?というほど、より複雑で高度になってきているのは間違いない。しかしそれにより、生育状況の観測が非常に分かりやすくなり、数値化されることになる。さらに実際の取得したデータを処理する加工方面に特化した企業のようなので、その技術といえば、

  • 3Dマッピング
  • 植物の高さの測定
  • 雑草の検出
  • 植物の個体数の把握
  • 生産性評価
  • 健康管理
  • シーズンごとのモニタリング

……と、再び「参りました」と言わざるを得ないような内容である。

もう、完全に職人の域を超えたテクノロジーが生まれてきている。間違いなく、これから数年で農業界を取り巻く環境は激変するだろう。そして、数値化できるということは、企業化した管理もしやすくなるため、より参入が盛んになっていくに違いない。そんな中、我が日本はどのような農業政策を採っているかというと……目を覆いたくなるようなものばかりだ。

次回からはその辺りに触れていくことにする。

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