十和田石の紹介

      2017/04/09

たまに、十和田石は肥料か?と聞かれるのですが、十和田石は、緑色凝灰岩と言われる「天然石」です。



十和田石と珪藻土の違い

珪藻土と同じか?とも聞かれるのですが、珪藻土とは、ケイ酸分を含んだ藻が堆積したものです。十和田石は、火山灰そのものが海底で堆積して、隆起・熱変性を経て出来た凝灰岩です。

十和田石が地上に現れた700万年前は、丁度、動物界では、現代の動物とほぼ同じ種が揃った頃ですし、植物界では、C4系というイネ科の光合成植物が誕生した頃です。

土壌に十和田石を入れるのは、ある意味、その当時の土壌に、ちょっと近づけているのかもしれません。という観点で言う、土壌改良材です。

ですので、十和田石を入れたから肥料は不要だとか、化成肥料はNGだとか、そういうことでなく、普通に、施肥をして頂いて、何ら問題はありません。結果として、施肥量が減ったなあという実感があることは、今までに多々ありました。
という意味では、肥料の最適化が出来るかもしれません。




十和田石が起こす変化について

どこぞの〇〇菌とかのように、物凄く成長が早くなるとか、デカくなるとか、超美味しくなるとか、そういう、大きな変化もありません。因みに、物凄く良くなる場合は、同時に、物凄く悪くなることもあるので、注意が必要です。

収穫物の評価では、VitaminCがちょっと増えて、硝酸態窒素の残留がちょっと減って、ちょっとBRIXが良くなります。

と言っても、季節によって、これらの値は大きく異なるのも事実です。ここで言っている、ちょっとの良化は、同時期の無使用区との比較です。

こんな十和田石ですが、肥料や農薬他の原体として、それなりには使われています。私達は、原料として出荷しているので、エンドの加工状況までは把握し尽くしていませんが、ホームセンターの資材で、緑色の粒がある場合、それが十和田石である可能性は、非常に高いでしょう。

 

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