日本の農業ベンチャーが育てたバニラビーンズとは!?

      2017/09/07

先日の記事がバズった結果、Facebookで4700シェア余り、Twitterで60RT以上と、かなりの範囲に拡散したのではないかと思っている。しかし、続く記事にて、今後の展望やアジア展開したい人を募集してみたのだが、そっちの反響はかなり低かった。筆者自身に対する反応自体、数件のコメントのみでFacebookで友人申請してくる人すら0だった。数人のフォロワーが増えただけだ。

……このことから、記事に反応した人たちは「現状の不満や問題点を広め、どこかの誰かに対して改善を要求しようとしているのだろう」……というような状況がうっすらと見えてくる。

誰も筆者の話に乗ってくるような勢いのある奴はいないという、本当に農業界は全然面白くない、全くもってクソみたいな……いや、下品な言い方で失礼。分解される前の未熟堆肥のような業界だなと再確認できた。みんな死ねばいい……あ、いや失礼。みんなたんぱく質を主食とする昆虫や、嫌気性の腐敗型微生物によって分解されてしまえばいいのに。



失礼しました

さて、毒舌はこれぐらいにして、農家としての筆者はヌルい農業者には厳しいが、物書きとしては読者には優しいので、有用な情報をこれでもかと書いてしまうことにしよう。またしても面白い記事を発見した。

森と人の手が育てたバニラビーンズ

これからは熱帯地域の農業の発展が期待されるのではないかと思っているのだが、その中でも特に調味料と嗜好品、そして医薬品に関してはもっと伸びるのではないかと思っている。具体的に言うと、コーヒー・カカオ・コショウ・そして上記のバニラだ。

以前からその存在だけは知っていた、若手ベンチャーである【坂ノ途中】がアフリカでバニラ栽培を始めているという記事である。正直、……やられた!と思った。

カカオに関しては、知人農家さんがガーナにツテがあったり、コーヒーに関しては日本人のコーヒーハンターである川島良彰さんが非常に先進的だ。そしてコショウに関してはカンボジアのクラタペッパーさんがその先駆けであったりと、意外と日本人も活躍していたりする。やはり、チャレンジする精神を持っている人は強い。(※ちなみに、クラタペッパーはこちらの八百屋やさいやふうどさんで購入することができます)

筆者も昨年コショウ農園を見に行き、そのポイントは掴んできたので、今後熱帯地域の農業を行う際はぜひ取り組んでいきたい作物の一つだ。また若手農業者においても、先日まで青年海外協力隊でパナマに赴任していた宮崎大輔氏がコーヒー農園を視察していたりもするので、いち早くこうした取り組みを行った所が先行者利益を得ることだろう。

まとめ

繰り返し書いておくが、日本の農業技術は途上国においては喉から手が出るほど欲しがっているものであり、アジアの中では間違いなく最高クオリティである。後はこのアドバンテージを活かそうとする積極的な農家が出てくるだけなのではないかと思っている。

ただし、注意しておかなければならないのは、様々な公的支援が過剰である現在の状態を改善しない限り、このような情報を元にして事業を行ってもうまくいかない可能性が高い。……というのも、以前『日本のイチゴは海外でも人気だ』という情報を仕掛けた時、それを入手した関係者たちがそれこそウンカのように湧いて出て、一気に香港市場が荒らされてしまった。……当然、ロクでもない業者なども現れて大してウマくもない商品を出されてブランドイメージを損ねたり、農家の三男坊みたいなたちがこぞって海外進出して討ち死にしまくったり……と、生命力もないのに余分な資金だけがあるので、(しかも討ち死にしても税金が無くなるだけで損失はほとんど無い)誰得な結果になるようなことしか起こらない。

やはりまずは、この歪んだマーケットを正常に戻すことが一番重要な課題なのではないかと思う。

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