魚と野菜で一石二鳥?アクアポニックスアカデミー開講 #未来農業media

アクアポニックス、という言葉をご存知だろうか?

簡単に言えば、魚を育てる水槽と、植物を育てる水耕栽培を合体させたものだ。海外では割とポピュラーな栽培方法だったりするが、いよいよ日本でも本格的に行われる気配が見えてきた。



おうち菜園のアクアポニックス

【お知らせ】野菜と魚を育てる農業「アクアポニックス」の学校を開校します。

【株式会社おうち菜園】が手掛ける、アクアポニックスアカデミーが開講される、という記事だ。……ちなみに、経営者のお二人には筆者も起業前にお会いしたことがあり、なかなか良いポイントを突いてきたと思う。

実は筆者もこのアクアポニックスを少し実験していたことがあるのだが、当時は全くセオリーも知らずに勢いだけでやっていたので、結果的には何故かカルシウム補給用に入れたサンゴが増殖してしまったという、ある意味レアな経験をすることができた(笑)。そしてメダカの生命力は凄いということも……。

この漁農複合栽培というのは、土地が痩せている場所などで必須となる方法である。また、水が豊富な都市で普及するものでもあるため、筆者が昨年住んでいた香港でもかなり盛んだったのは記憶に新しい。このアクアポニックスの詳細はリンク先の講座に参加して学んで頂くとして、軽く触りだけ話しておくと、魚たちが餌を食べて排泄した糞を養分として、植物が育つというエコシステムである。うまく循環させることができれば、野菜だけでなく魚のタンパク質も手に入るという、一石二鳥ならぬ一水二魚な農業?だ。

その特性上、水中の硝酸濃度と酸素補給、そしてミネラル分の補給がポイントとなるかと思われるが、やり方によっては魚に合わせて観賞用の植物も育てられるという可能性があり、芸術的な側面もあるため期待している分野でもある。

既に世界では、コンテナまるごとなど大掛かりなシステムが作られていたりもし、特に水資源が限られている地域などでも関心が高いので、これからさらに研究が進む分野になってくるだろう。植物だけでなく、魚好きの方は必見の方法だ。

さらに派生分野として、海水を使って海の魚と海藻を育てる研究も行われているようなので、これからも注目の分野だと言える。楽しみにしたい。

 

関連キーワード
  • 俺はまだ本気出してなかっただけだったAmazon!とうとう世界征服に向けてホールフーズを買収
  • 日本農業は何故輸出できないのか?現場から見てきたその3つの要因
  • 楽天が新たにテレファームと始める「Ragri」について考えてみる
  • インドネシアでも広がる生産者直売プラットフォームの広がり
  • ベトナム農業でバブルを迎えるハイテク農業とは一体何か?
  • 日本マイクロソフト株式会社たちが本腰を入れて始める産官学連携農業情報プラットフォーム
おすすめの記事