続々と開発され始める農業用センサーと課題 #未来農業media

ようやく、農業用の屋外センサーがニュースに登場するようになってきた。



農業用センサーたち

こちらはDoCoMoの【Paddy Watch】という商品。

本文を見る限り、性能としては問題無いし、ビッグデータ解析を目指す方向も可能性があるだろう。ちなみにこちらは、度々書いている『yggdrasill』PJの発案のきっかけとなった知人教授が発明した特許を使用して製造しているらしい。

そしてこちらは、しばらく前にニュースになったソフトバンク系列の畑用センサー。

【e-kakashi】PSソリューションズ株式会社/https://www.e-kakashi.com/

こちらは当面のターゲットを海外においているようだが、全くもって正解だと言える。というのも、日本の農家視点で見た所、どちらも結構価格が高価だからだ。

【Paddy Watch】に関しては、本体価格が10万円+月々2000円。単純に田んぼ一枚で10万円以上の利益を出さなければならない計算になるが、現在の日本の田んぼでそれが可能な所は皆無だろう(補助金を除く)。

【e-kakashi】に関しては、本体価格75万円だそうで、畑であれば回収できなくはない金額だが、こちらも日本で導入するにはまだまだ高価だ。

これらの問題を何とか低価格化して解決しようというのが【yggdrasill】なわけなのだが、教授に尋ねてみたところ、これらの開発費には数千万円がかかっており、更にそれを量産しようとすると、現状では全農協が買ったとしても一つ数億円になってしまうのだとか……。

やはり、スマホはほとんどの人が持っているからこそあれほど低価格になったのであり、もし農業用のセンサーも同じ価格まで落としたいと思うのであれば、同程度の数を販売しなければならなくなってくるということである。

ハードウェア開発というのは、本当に手間と資金がかかるものだ。目下のところ、最重要課題とハードルがここなのである……。

 

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