ITとスマート農業と現場との乖離 #未来農業media

      2017/04/09

最近話題になっているIT農業だとかスマート農業だとかIoT農業だとかいう話がありますが、どうもうまく行っていないようです。

SNSで回ってきた様子によると、掛け声100件、実施3件というレベルだとか……。



現場に浸透しないテクノロジー

大体予想はしていましたが、まあやっぱりかという話。

これまでの記事でも何度か言及していますが、最近の農業ブームにおいて、「あれも必要」「これもできる」という感じで様々な業種や企業や人々が参入してきていますが、最初だけメディアに掲載されて話題にはなれども、その後の話はいつの間にか消えている……という状態。

それが何故かと言うと、単純に『マーケットが無い』からなんですね。

いくら革新的な技術が生まれてきたとしても、それを購入できるような経済的余裕がどこの農家にも無いんです。

なので、何を作っても売れない。そして撤退する。

一時期噂になった農業ロボット系のベンチャーも撤退するようです。

だって、農家は余ってるんだから、過当競争になっているので、無理に買わなくても商品も余っている状態。

グロービスの上記のセッションでも、色んな方がずっと同じような認識を持ち、課題を共有してみんなで話し合っています。が、全然進みません。

「何をやればいいのか?」はみんな分かっているのに、「どうやればいいのか?」が共有されていないから。



どうすれば農業改革が進むのか?

パネリストの方の一人が仰っていましたが、私が簡潔にハッキリ言いましょう。

農業改革をするためには、

  • ダメな人を減らす
  • そのためには所得補償をメインとした補助金を止める

これだけです。

普通に競争原理を働かせればいいだけなのに、いつまでたってもそれができないんですね。

「どうやればいいのか?」というのも実は分かっているんです。

「分かっているけど、できない」というのが、農業の本当の問題点なんですよね。


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